リストマーク 2000年度 フォーラム 
リストマーク

〜 サイバー・テロ対策 〜

高度情報化時代の到来で、社会や個人生活の隅々までコンピューター網が広がり、今日では情報技術(IT)推進が、国または社会発展の鍵となっています。そして我々の普段の生活もコンピューターで管理されていると言っても過言ではありません。しかしながらその一方で、その便宜性とは裏腹に、情報の故意的操作、いわゆるサイバー・テロによる被害が深刻な問題となっております。当研究所では、今後世界的問題として更に深刻化すると思われますサイバー・テロに関し、国における認識を高めると共に、その対策に取り組んでいく次第です。又他にも防衛政策のテーマとして、ミサイル防衛に関する定期セミナーも開催しております。


ライン

リストマーク 開 催 主 旨 リストマーク
情報技術に極度に依存した現代社会においては 人命をも奪う未曾有の事態がサイバー・テロにより引き起こされているという脅威の存在を無視することは出来ません。この様な現状に対し、徹底した情報危機管理体制の即急な構築が求められています。そしてその構築には、民間企業の持つ豊富な知識及び技術情報と、国家として新たな体制を普及させ、更に向上させる為の政府による取り組みが必要です。以上のようなことを踏まえ、既に国家レベルでの本格的な取り組みを始めている米国から本分野における指導的人物を招聘し、ご講演を賜ることで 我国の公民双方における認識を高め情報危機管理体制の早期実現を目的として2000年5月、11月に開催致しました。



2000年11月15日 第2回 フォーラム
特別講師ジョン・J・ハムレ 氏



Dr. John J. Hamre
戦略国際問題研究所(CSIS)所長
最高経営責任



米国議会予算局(CBO)スタッフ(6年)、米国議会上院軍事委員会スタッフ(10年)等を歴任。1993年に米国防総省に会計監査官(事実上、国防総省最高財務責任者)として入省。後1997年に国防総省副長官に就任。
副長官在任中、国家ミサイル防衛、重要インフラ防護、輸出規制改革などに着手し 歴史的な業績を挙げた。又、急速な貿易と通商のグローバル化とインターネット時代の到来を背景に、サイバー。セキュリティに取り組み、世界中に広がる200万台以上の国防総省のコンピューターシステムと設備をY2K問題から防護する。



本フォーラムは、米国アドバック・インターナショナル社、東京電力のご支援を受け開催いたしました。